日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめ
た個人のデータベースです。

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 合成繊維(目次)                             連絡先 knak@js2.so-net.ne.jp   

ポリウレタン繊維(スパンデックス)

         ポリウレタン繊維 ← PTMG←THF  ← 1,4-ブタンジオール
         
(BASF中国はブタンから直接THFを生産)

        

     東レ・デュポン   

2003年 6月 ライクラ®事業をオペロンテックス株式会社に移管

    旭化成  「ロイカ工場」生産設備増強

           中国  台湾  タイ

           ランクセス・グループからのスパンデックス事業の譲受け

              旭化成、ランクセス・グループからのスパンデックス事業の譲受完了

 ダウ、スペインでポリオレフィン弾性繊維を自社生産へ


東レ・デュポン  http://www.td-net.co.jp/lycra/

 

「クモの糸のように細く、ゴム糸のように伸び縮みする繊維」それがポリウレタン弾性繊維LYCRA®です。

LYCRA®は、1959年に米国デュポン社で開発され、日本では1964年に東レ・デュポン社が生産販売を開始しました。 (→
各社


1999年 6月 
弊社のポリウレタン繊維は、1964年の創業以来 「オペロン®」ブランドでご愛顧をいただいてまいりましたが、昨今のグローバリゼーションの事業環境を踏まえ、今年弊社が創業35周年を迎えることを一つの契機として、本年6月から、デュポン社のグローバルブランドである「
LYCRA®(ライクラ)」に変更いたしました。


2003/6/1 東レ・デュポン株式会社
 
ライクラ事業の移管について
http://www.td-net.co.jp/tdc_corp/abt_lycra.htm

 東レ・デュポン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:袖山文孝、資本金:32億円)は、平成15年6月1日付でライクラ事業を分離し、TDCの100%子会社であるオペロンテックス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:袖山文孝、資本金:22.6億円)へ同事業を営業譲渡により移管致しました。

オペロンテックス株式会社の概要
    (英文表示: Opelontex Co.,Ltd.)

1.設立 97年5月
2.代表者 代表取締役社長 袖山 文孝
3.事業内容 高品質ストレッチ繊維LYCRA®(ライクラ®)及び高次製品、
ポリエステル系複合糸T−400の製造販売
4.資本金 22億6千万円
5.株主 東レ・デュポン株式会社100% 
    (’03年6月1日現在)

1971年 
国内各社から自社技術によるスパンデックス繊維相次いで発表さる:

  “ロイカ”(旭化成),“ネオロン”(帝人),“エスパ”(東洋紡)など


2002/2/13 旭化成

中国でのスパンデックス「ロイカ」製造拠点建設について
   
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2001/fi020213.html



台湾において、
台湾プラスチックとの合弁会社台塑旭弾性繊維股イ分有限公司で「ロイカ」 5,000トン/年及びスパンデックス原料PTMG※10,000トン/年の生産拠点

中国では、1995年10月に同開発区に
杭州旭化成紡織有限公司(杭州旭)を設立、「ロイカ」の経編生地の製造・販売

今般、世界最大の繊維生産国である中国に「ロイカ」の生産基地の建設を決定

※ PTMGとは「ポリテトラメチレン・エーテル・グリコール」の略。スパンデックス等の主原料。



* 「ロイカ」は旭化成株式会社の登録商標です。

 


1995/8/29 旭化成

旭化成「ロイカ」の加工基地を中国に建設
  
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/1995/fi950829.html


<新会社計画の概要>

  社名   杭州旭化成紡織有限公司(仮称)
  立地   中国浙江省杭州市 杭州経済技術開発区内
  資本金   8億円
       旭化成60%、伊藤忠25%、伊藤忠(中国)5%、ワコール7.5%、 倉庫精練2.5%
 =日本側100%の独資企業
  総投資額   20億円
  事業内容   第一期事業として「ロイカ」生地の編み立て・染色(450万m/年)と、
中国国内(日系アパレル中心)および香港向けを中心とした生地の販売
  事業規模   売上高 20億円/年
  スケジュール   95年10月会社設立、97年4月操業開始予定

*「ロイカ」は旭化成工業株式会社の登録商標です。


1998/4/1 旭化成

台湾でのスパンデックス「ロイカ」製造合弁会社の設立について
   
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/1998/fi980401.html


  (1)会社名   台塑旭弾性繊維股イ分有限公司(Formosa Asahi Spandex Co., Ltd.)
  (2)資本金   8億新台湾元(約32億円)
  (3)出資比率   台湾プラスチック50%・旭化成50%
  (4)総投資額   約100億円
  (5)生産規模   「ロイカ」原糸約5,000t/年(原料のPTMG10,000t/年からの一貫生産)
 
下記参照
  (6)操業開始   99年末予定

    ※「ロイカ」は旭化成の登録商標です。


1998 年5 月に台湾プラスチック社との合弁で「ロイカTM」の原料 からの一貫製造・販売会社を設立し、2000 年春より年間2,500 トンの設備で商業生産を開始しました。この台湾での合弁会社は、アジアでの拡大する需要に対応するため設立したもので、原料からの一貫製造の強みを発揮し、順調に推移しています。
さらに拡大するアジアでの需要に応えるため、当初の計画を早めて、2001 年秋には年
5,000 トンの生産体制を整えます。また原料であるPTMG (ポリテトラメチレンエーテルグリコール)についても「ロイカTM」増産への対応や外販も視野に入れ、2002 年春を目処に年産10,000 トンの設備を新設し、総生産能力を15,000 トンに増強します。
同時に、中国における「ロイカTM」使用の製品の加工拠点である杭州旭化成紡織有限公司の能力拡大も計画しています。


Asia Business Trend 2001/9/10

★ 旭化成、年末に台湾のウレタン弾性繊維を倍増設

旭化成と台湾プラスチックとの合弁会社である台塑旭弾性繊維が雲林県麦寮で進めているスパンデックス(ポリウレタン弾性繊維)の年産2,500トンから
5,000トンへの倍増設計画は、当初予定より半年遅れて今年末に完成する。

原料のPTMEG(ポリテトラメチレン・エーテル・グリコール)は既に同5,000トン能力を有し、スパンデックスの倍増設後も自給できる体制にある。現在、外販用に増設している1万トンのPTMEG設備は2002年春に完工する。


1997/6/4 旭化成

「ロイカ工場」生産設備増強について
  
 http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/1997/fi970604.html



内 容
  増設規模・・・現有設備能力の約2割アップ
  稼働時期・・・来春(1998年4月予定)
  増設場所・・・守山ロイカ工場内(滋賀県守山市小島町692)

<ご参考>
当社「ロイカ」事業の特長

・ 輸出比率・・・・ 約40%
・用途別比率・・・ インナー約30%、レッグ約35%、スポーツ(含む水着)約15%、
アウター約20%  (輸出・内地合計比率)
・原料一貫 ・・・・ 原料からの一貫設備

 


日刊工業新聞 2003/10/22           発表

旭化成せんい、タイに原糸製販会社設立−年産2500トン計画

旭化成せんい(坂本正樹社長)は21日、原糸「ロイカ」(素材名スパンデックス)の製造販売会社「タイ旭化成スパンデックス(TAS)」を設立すると発表した。



2003年10月21日 旭化成せんい

タイでのスパンデックス「ロイカ」製造拠点建設について
  
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2003/fi031021.html

 
【新会社の概要】

(1) 会 社 名   タイ旭化成スパンデックス株式会社
(THAI ASAHI KASEI SPANDEX Co.,Ltd.)(略称「TAS」)
(2) 立   地   チョンブリ県サハ・グループ・シーラーシャー工業区内
(バンコクより 東南へ100km)
(3) 資 本 金   5.2億バーツ(約15億円)
(4) 出資比率   旭化成せんい(株) 60%、サハ・グループ 21%、 (株)ワコール19%
(5) 総投資額   約 30億円
(6) 生産規模   スパンデックス「ロイカ」原糸 約2,500t/年
(7) 操業開始   2004年9月を予定

日本経済新聞 2004/7/3

弾性繊維生産3割増強 旭化成せんい

 
守山工場は今秋に年産能力を1500トン拡大して9000トンとする。国内での生産規模は東レと米デュポンの折半出資会社であるオペロンテックスの8千トンを抜いて国内最大手に浮上する見通しだ。

 海外では中国の杭州旭化成アンロン有限公司で年内に500トン増強して3千トン体制を整える。タイ旭化成スパンデックスの新設工場は年産2500トン。台湾にも生産拠点があり、国内外でのスパンデックス生産能力は年末には年間1万9500トン規模に達する。


2005年11月17日 旭化成

ランクセス・グループからのスパンデックス事業の譲受けについて
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2005/fi051117.html

  旭化成せんい株式会社(本社:大阪市北区、社長:坂本正樹)は、ドイツのランクセス・グループより、スパンデックス「ドルラスタン」事業を譲受けることにつき、本日、基本合意に至りましたのでお知らせいたします。


譲受けの対象と今後のスケジュール
  「ドルラスタン」に関する全事業(営業権、商標、資産等)で、以下の2箇所の工場も含みます。
  ・ドイツ ウェストファーレン州ドルマーゲン 年産8,000トン
  ・米国 サウスカロライナ州ブッシーパーク 年産9,000トン
      
<ご参考>
1. 両社の概要
  <ランクセスドイツGmbH>
  本 社 : ドイツ連邦共和国レバクーゼン市   
  代表者 : 最高経営責任者 アクセル・ハイトマン
        (CEO: Dr. Axel Heitmann)
  売上高 : 約68億ユーロ(連結ベース:2004年12月期)
     
 ドイツのバイエルAGの化学品事業の大半とポリマー事業の一部を、会社分割により承継して設立された欧州有数の化学企業。合成ゴム、合成樹脂から高品質基礎・精密化学品に至るまで卓越した製品群を有し、特にポリマー加工、化学、エレクトロニクス、電気工学、建築、ライフサイエンス、合成皮革、テキスタイル、紙事業の各分野では名だたるメーカーに採用されている。
  顧客と密接に連携し、応用技術面の広範なノウハウを活かすことで、顧客個々のニーズに即応した製品を提供している。
 ランクセス・グループの従業員数は、全世界で約19,000人。そのうち約1万人がドイツで従事している。
   
  <旭化成せんい株式会社>
  本 社 : 大阪市北区堂島浜1-2-6
  代表者 : 代表取締役社長 坂本 正樹
  資本金 : 30億円(2005年3月末日現在)
  売上高 : 約1,043億円(2005年3月期:旭化成<せんい>セグメント)
    
  スパンデックス繊維「ロイカ」、キュプラ繊維「ベンベルグ」、不織布を柱に、独自技術を活かした繊維素材を展開する、旭化成グループの繊維事業会社。
   
2. 両社のスパンデックス事業の製造能力
  <旭化成せんい>
 
  日本 : ロイカ工場(滋賀県守山市) 年産9,000トン
  台湾 : 台塑旭弾性繊維股イ分有限公司(50%:台北市) 年産5,000トン
  中国 : 杭州旭化成アンロン有限公司(100%:浙江省杭州) 年産3,000トン
  タイ : タイ旭化成スパンデックス株式会社(60%:チョンブリ県) 年産2,500トン
  計 19,500トン
   
  <ランクセス・グループ>
   ドイツ : ウェストファーレン州ドルマーゲン 年産8,000トン
   米国 : サウスカロライナ州ブッシーパーク 年産9,000トン
   計 17,000トン


2006年3月1日 旭化成

ランクセス・グループからのスパンデックス事業の譲受完了について
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2005/fi060301.html

  旭化成せんい株式会社(本社:大阪市北区、社長:坂本正樹)は、 ドイツのランクセス・グループとの間で、スパンデックス「ドルラスタン」事業の譲受契約を昨年締結いたしましたが、 この度、事業譲受に要する所定の手続きを終え、譲受が完了いたしました。
 ついては、3月1日より以下の体制のもと、旭化成せんいグループの一員として、 「ドルラスタン」事業を運営してまいりますのでお知らせいたします。

<ドイツ事業>
社名 : 旭化成スパンデックス・ヨーロッパGmbH
所在地 : ドイツ ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州ドルマーゲン
年産能力 : 8,000トン
代表者 : 最高経営責任者(CEO) 堀中 亮司
社長 ベルナー・ナール(Werner Nahl)

<米国事業>
社名 : 旭化成スパンデックス・アメリカLLC
(現ドルラスタン・ファイバーズLLCより社名変更予定)
所在地 : 米国  サウス・カロライナ州ブッシー・パーク
年産能力 : 9,000トン
代表者 : 会長 堀中 亮司
社長 グレゴール・フーバー(Gregor Huber)

 「ドルラスタン」事業は、長年の伝統により培われたレベルの高い工場、良質な顧客・流通網を有しているため、ここに旭化成せんいの独自技術を導入することで、迅速かつ着実に「ロイカ」事業を展開できると考えています。
 特に新規用途拡大において先導的な欧米市場に直結することで、「ロイカ」の新たな用途展開も一層加速することが期待できます。
 以上のようなメリットを活かし、旭化成せんいでは適地生産・適地販売のポリシーに基づいたアジア・欧・米の6箇所の製造拠点を有機的に連動させることで、顧客ニーズに即応した高品質・高機能な「ロイカ」を、全世界に向けて、迅速かつ安定的に提供していきます。